2019/07/07 15:24
S i(ケイ素)+O2(酸素)=SiO2(ケイ酸)
作物は丈夫であれば農薬を減らすことが出来ます。作物を丈夫にガードする組織作りにはケイ酸成分が大きく関係するところが多いと言えます。ケイ酸は稲作以外の作物には今まで注目されていませんでしたが、近年はイネ科の作物だけではなく様々な作物で良い効果があると判って来ています。
①細胞強化 : 作物に吸収されたケイ酸は主に作物の表面に蓄積されます。このケイ酸にコーティングされた作物は根や葉を硬く丈夫にし葉肉も厚くし耐倒伏性、樹勢を向上させます。
②耐病性の向上 : ケイ酸がたくさん吸収されている作物は病害や虫害、乾燥に対する抵抗力を強化します。ケイ酸でコーテイングされた細胞は「ケイ化細胞」と呼ばれ、葉や茎を固くさせ虫や病原菌の侵入を防ぐほか、ケイ酸がたくさん含まれた作物の樹液は虫が吸いづらく食害を軽減させます。
※ケイ酸は作物のみならず人間にとっても非常に重要な栄養素です。我々脊椎動物にとっては必須元素に分類され、人間では骨の形成や腱、爪、毛に利用されています。
